前項のヒバリのあと続けて農道を歩いていると、こんどは遠くにノスリがいました。
ノスリは比較的身近なタカ科の猛禽で、トビと見間違いやすいですがトビより小さくてカラスとほぼ同じ大きさで、少しずんぐりとしています。ネズミ、モグラ、カエル、ヘビ、昆虫類が主なエサで、獲物を捕まえるときに「野を擦る」ように地表すれすれを飛ぶ姿が「ノスリ」の名前の由来という説もあるようです。
タカ科としては府内で比較的普通に見られるが越冬個体数は近年減少しているとして、京都府レッドデータブックでは準絶滅危惧種にリストアップされています。
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