路肩に咲く小さな花たち②

梅雨入り間近の散歩道、引き続き小さな花々を集めて来ました。

<レインリリー> (Rain Lily)

🌼 豆知識

ヒガンバナ科ゼフィランサス属。

南米原産ですが、日本でもよく帰化しています。

球根植物で、雑草のように強く育ちます。

草むらや道端にぽつんと咲くことが多い。

雨が降った後に咲きやすいことから「レインリリー」とも呼ばれます。

花の寿命は短いですが、何度も繰り返し咲くことがあります。

 

<ムラサキカタバミ> (紫片喰)

🌼 豆知識

カタバミ科カタバミ属の植物。

日本各地に帰化している外来種。

花は日光に当たると開き、曇天や夜間は閉じる性質。

ハート形の葉っぱ(三つ葉状に見えることが多い)。

地面を這うように広がる多年草で群生しやすい。

 

<オオキバナカタバミ> (大黄花片喰)

🌼 豆知識

名前のとおり、花が大きくて明るい黄色。

曇りや寒い日には花を閉じ、晴れると開花。

葉は三枚のハート形で、クローバーのように見えます。

地中の球根(鱗茎)から繁殖し、群生しやすい。

日当たりのよい道ばたや空き地、河川敷などでよく見られる。

湿気が多すぎない、水はけの良い場所を好む。

日本では特に関東以西で多く見られます。

園芸植物として導入された後、野生化。

 

<ドクダミ> (蕺草)

🌼 豆知識

半日陰でもよく育つ多年草。

地下茎(根)が広がりやすく、群生します。

葉はハート型でやや厚みがあります。

白い花びらのような苞(ほう)が4枚。真ん中に小さな黄色の粒が実際の花。

**独特のにおい(薬草っぽい、やや生臭い)**が特徴。

引き抜くと根からも強い匂いがします。

「毒を矯(ただ)す(痛みを取る)」という意味から、「毒矯み(どくだみ)」が語源とされます。

実際に、薬効成分が多く、民間薬として古くから利用されてきました。

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